公開日:2018年03月13日

問題行動=介護拒否、眠れない=夜間不穏と考えないで!認知症の患者さんの目線を大事にしませんか?

こんにちは、認知症の患者さんの診断、初期対応~介護の相談や往診、看取りまで行っている札幌宮の森の医師@今井です。

とあるケアマネさんから「○○○っていう問題行動、介護拒否あるんですがどうしたらいいですか?」って相談がありました。よくよく話を聞きましたが話をきけば聞くほどやっぱり患者さん自身にとっては合目的な行動のような気がします。

認知症の患者さんのしたいことが介護者の人の意図と違ってしまうと介護拒否ってとられてしまうのは少し悲しいですね。

投薬について考えてくれませんか?とのことでしたがまずはどうしたら本人の希望通りにケアを提供できるのかと考えようか、と答えしました。

問題行動=介護拒否

帰りたい=帰宅願望

眠れない=夜間不穏

認知症と診断されただけで自由に生きるための行動が問題だと思われてしまう現状って皆さんのまわりでもありますか?認知症になっても、なったからこそaging in placeを実現するためにはもう少し医療者や介護者が本人目線を大切に、意識していくことが重要になるでしょうね・・・すぐに投薬って考えるのはやめましょう!!皆さん何かご意見あれば教えてください。

 

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