公開日:2017年11月18日

職業に関連した病気

雪がついに降りましたね・・・・・

 

こんにちは、本日雪を横目にみつつクリニックに来ましたが、この程度の雪ですんで良かったです・・・雪かきは今日は不要でした。

昨年はどうだったかなぁとブログを少し振り返ってみたんですが11月初旬の段階ですでにこの雪だったようです。

↓自宅の桜の木

今年の冬は去年ほど大荒れの天候にならなければいいですね。

 

さて最近ですが職業に関連した病気をよく外来で診ているような印象があります。姿勢の障害による筋緊張性頭痛、PCの連日使用による眼精疲労による頭痛、過重負荷による腰痛、長時間の立ち仕事によるめまいや失神発作、仕事によるメンタルの不調での気分障害などなど・・・できる限りの治療の選択肢を提示してはいますが、正直仕事が原因とわかっても生活のこともあるし根本的な解決は難しいことがおおいですね・・・・投薬はもちろんですが、個人的にはちょっとしたアドバイスが行動変容につながってもらえればと思い、一緒にできることを考えてはいるつもりです・・・

現代社会で生きていくのは、中々解決策がないつらさやしんどさとも向き合い、背負いながらやっていくことが必須だとは思いますが、そんな中でもできる限り患者さんの傍にたって診療していきたいですね。

 

 

さて本日の気になる医療記事はこちらです。

増える外国人患者に病院苦慮 富良野 英語話せない、保険未加入…

【富良野】訪日外国人旅行者が増える中、富良野医師会と市などは16日夜、医療機関に勤める人を対象とした外国人患者の受け入れ対策講座を富良野協会病院で開いた。市は講座の中で、富良野地方5市町村の13医療機関が2016年度に受け入れた外国人患者は約420人に上ることを報告。診療だけでなく医療費の支払いなどを巡り、病院側がコミュニケーションに苦慮している実態が明らかになった。

 市の報告によると、16年度の外国人患者のうち、富良野地方の2次医療機関を担う富良野協会病院が受け入れたのは291人だった。内訳はオーストラリア70人、中国62人、香港30人などで、14年度の159人に比べ約1・8倍と増加した。

 このほか、英語の話せない患者の本人確認を大使館を通じて行ったり、居住地にあるかかりつけ病院とのやりとりに時間を要したりしたことなど、同病院での実例も紹介された。

・・・・・・

 

 

道新の記事ですが、この問題は中々地方の病院にとっては大変な作業になりそうですね。札幌では徳洲会病院がそのような診療を受け入れてはくれていますが、宮の森という場所でもそのような診療のニーズは増えていくのでしょうか・・・・そういえば先日中国人の方の往診に行きましたが、今後は外来だけでなく往診でもそんな場面増えてくるかも知れませんね。中国語や英語の勉強、再開した方がいいかなぁ・・・・

 

 

 


このエントリーをはてなブックマークに追加