公開日:2017年11月02日

第149回社会保障審議会介護給付費分科会資料を読む~ショウタキについて

近くの公園も既に晩秋の気配を漂わせていますね・・・・・

こんにちは、早朝診療のために自宅から車を飛ばしていると大体同じ時間に同じ場所をほぼ毎日通ることになります。駅に向かっている通行人を横目にみていますが、やっぱりこの時間に歩いている方は毎日同じ人が多いですね。勝手にですが顔なじみになったかのようで、その時間にいないと<体調悪くて会社やすんだのかな>って逆に心配になってしまいます・・・・・うーん、考えすぎですね。

 

さて本日初回の更新は来年度の診療報酬改定についての情報提供です。小規模多機能についての情報がでましたので是非一読ください。スライド多いですが情報量としては少ないので載せてみます。

第149回社会保障審議会介護給付費分科会資料 から 資料3 小規模多機能型居宅介護の報酬・基準について より

 

ということで上記資料を簡単にまとめると

①ショウタキにおいても機能向上を意識したリハビリの導入を積極的に行う

②外付けのケアマネは制度の趣旨にあわないため導入はしない

③登録者以外への訪問サービスについても不可とする

ってことになります。自分の認識としてはショウタキの一番の問題は”ショウタキのためのショウタキ”となっている例が多く、本当の”利用者のためのショウタキ”をどう実現していくか、質の担保をどう考えるかということだったんですがそこに関しては特に言及がなかったのが残念ですね・・・・・(当たり前ですが在宅医も在宅医のための在宅医療と言われないようにしないといけないのはもちろんですよね)

 

とまあこんな風に感じて資料を読んでいました。これをみて皆さんはどう考えますか?けっして他人事ではない話ですよ・・・・・


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