朝7時からの診療で休みなしって院長大丈夫ですか?

足場がとれて建物が見えてきましたよー・・・・

 

こんにちは、最近当院の看護師さんやSWが地域包括や居宅、病院などに外来の挨拶に伺っています。そこでよく言われること・・・・それは「朝7時からの診療で休みなしって院長大丈夫ですか?大変じゃないですか?」

えぇ、この問いにですが自分は自信をもってこう答えたいと思います。

「全く問題ないですよ」と・・・

 

なぜかっていうと以下に理由あります。

①在宅でもほぼ休みなしで3年程は一人で診療し続けてきたから

②来年来てくれるお医者さんがいるから

③当院のスタッフのサポートがたくさんあるから

今回の外来ですが自分が確かに中心でやりますが一人では絶対無理な内容です・・・・・介護との連携や緩和ケアが必要な患者さんへの対応、認知症患者さんへの対応などなど多職種での対応が必須です。一人ではできないこと、クリニックみんなで対応していきたいと思います。

そろそろできてきた建物・・・明日にはクリニックの外観、写真つけてブログで紹介したいと考えています・・・・・

 

さて今日の気になる医療記事はこちら、隣の国の医療の現状に関する記事です。フォーサイト、とってもいい記事だしていますので皆さんできれば有料会員になってあげてくださいね。かくいう自分は20年ちかく、雑誌の頃から購読しています・・・・

MRICより

Vol.186 改廃案「米議会否決」でも実は崩壊に向かっている「オバマケア」 http://medg.jp/mt/?p=7814

この原稿はフォーサイト(9月1日配信)からの転載です。http://www.fsight.jp/articles/-/42724

大西睦子

2017年9月6日 MRIC by 医療ガバナンス学会 発行  http://medg.jp

7月28日の米上院本議会にて、医療保険制度改革法(Affordable Care Act:ACA、通称オバマケア)の一部撤廃法案が、与党である共和党から3人の議員の反対票が投じられ、賛成49反対51の僅差で否決されました。この瞬間、共和党の7年以上にわたるオバマケア撤廃の公約は、完全に失敗に終わったように思われました。ところが、そんな喜びはつかの間でした。実は、議会で撤廃案が成立しなくても、現実にオバマケアの崩壊は始まっていたのです。●「加入させない」3つの取り組み

7月19日付の『ニューヨーク・タイムズ(NYT)』によると、議会の承認なしで、トランプ大統領はオバマケアを崩壊させるべくすでに3つのことを取り組んでいます。

1つ目は、トランプ大統領は保険加入の義務付けを廃止できませんが、オバマケアで定められている未保険者への罰金制度を緩和させることができます。具体的には、大統領として米内国歳入庁に対し、納税の際に無保険かどうかを確認しなくてもよいとか、税務上の罰則を回避しやすくするための多くの例外を認めるなどと指示することです。未加入による罰金制度がなければ、未保険者は増えるでしょう。

2つ目は、トランプ大統領はメディケイド(低所得者用の公的医療保険制度)を取得する条件として低所得者にさらに仕事を課すこと、あるいはメディケイドの保険料を増やすことを、各州で決めることが許可できます。これでは、貧しい人たちはメディケイドを利用しにくくなります。たとえば、2児の母である私の友人は、メディケイドを利用しています。しかし、新たに条件として仕事を義務付けられると、働くために子供をデイケアに預けなければなりませんが、1カ月で1人分が約1500ドル、計3000ドルもかかります。彼女は仕事に復帰したくても3000ドルの給与は得られないため、結果、自宅で子育てをすることに決めました。今後、メディケイドを利用するために仕事を再開しても、とてもこれだけ高額のデイケアの費用は払えません。つまり、メディケイドを諦めざるを得ないのです。

そして3つ目は、オバマケアは毎年、申し込みの期間が定められていて、今年も秋から始まりますが、その申し込み期間中、保険加入を奨励する宣伝をやめることです。保険の仕組みなどについて告知宣伝しなければ、加入者は減るでしょう。しかも、全体の加入者が減れば保険料が高くなる傾向があるため、より加入しづらくなるのです。

これら3つの取り組みからは、議会で敗れたトランプ政権と共和党が何としても現実の場でオバマケアを崩壊に追い込みたいという狙いしか見えてきません。

【3 Things Trump Is Already Doing to‘Let Obamacare Implode’, The New York Times, July 28】

●申し込み期限も半分に短縮

そんな中、民主党の上下両院指導部は8月18日、保健福祉省のトム・プライス長官と、医療保険制度を管轄する「メディケア・メディケイド・サービスセンター」のシーマ・ベルマ所長に対し、以下の問題について詳細な回答と情報開示を要求しました。

(1)ウェブサイトの管理について:政府のウェブサイト『HealthCare.gov』は、健康保険を理解し加入するため重要なガイドラインです。ところが現在、誰がどれだけの費用を使ってウェブサイトを維持しているのか不透明です。例えば、2018年のオバマケア加入申し込みは11月1日から受付が始まりますが、そんな重要な情報ですら、今のサイトからは非常にわかりにくくなっています。

(2)申し込み期間について:保険の加入申し込み受付期間が、従来の90日間から45日間に変更されています。なぜ半分に短縮されなければならなかったのでしょう。

(3)電話相談について: オバマケアについての問い合わせ窓口であるコールセンターで、800人の雇用が削減されました。まさに問い合わせが増えるこの時期に、なぜ一挙に減らすのでしょう。窓口が混乱し、きちんとした問い合わせ対応ができなくなることは目に見えています。

(4)直接相談について:米19都市には、オバマケアに加入する手続きなどについて直接相談できる「in-person assistance」と呼ばれる専門の担当者が配置されていますが、このプログラムも終了することになります。未加入の米国民はいったい誰に相談すればいいのでしょう。

(5)地域コミュニティへの働きかけについて:従来、米国では、マイノリティや女性、若者などへのヘルスケア対策はあまり行われていませんでした。そこでオバマ政権は、それらを代表する団体や教会など地域コミュニティを通じて、保険の加入を促進する施策を行ってきました。ところが、トランプ政権では、そのような働きかけはまったく行われないようになってしまったのです。

【Congress of the United States Washington, DC 20515, Aug. 18】

●富裕層「減税」のため

今後、オバマケアが崩壊すれば、数千万人もの米国人が無保険状態のままで健康が守られず、日常が混乱し、生活が破綻すると予測されます。特に、高齢者や貧しい人や女性、あるいはすでに病気にかかっている人など、誰よりも保険の必要な人が保険に入りにくくなります。トランプ政権や多くの共和党議員は、なぜこんな苦しんでいる人をさらに苦しめるような政策を推進するのでしょうか。

多くの専門家は、政府の支出のうち、最大で急速に増え続ける医療費を削減することで、富裕層や企業の大幅な減税を実現するためなのだろうと指摘しています。

経済学者・宇沢弘文先生のラスト・メッセージである『人間の経済』という著書に、「人間は心があってはじめて存在するし、心があるから社会が動いていきます。ところが経済学においては、人間の心は考えてはいけないとされてきました。」とあります。

トランプ政権や共和党による政策は、オバマケア改廃案やこれから取り組むであろう税制関連法案も含めて、経済的に苦しんでいる人には全く関心がないかのような内容です。私には、崩壊に向かうオバマケアを見ながら、ますます米国社会における貧富の格差の拡大が懸念されて仕方がありません。

 

 

 

さて明日は中央区のケア連絡会です。スライドつくらないと・・・・

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