公開日:2017年08月14日

訪問診療の一コマ

あっという間に8月も中旬ですね・・・・

 

こんにちは、お盆の日も通常通り診療をしている当院・・・・・今日の診療では患者さんのご家族から手作りのおはぎを頂きました

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かるーく握りこぶし以上の大きさ・・・二つ頂きましたがそれだけでもうおなかいっぱいでした。同行の看護師さんも2人で3つ食べていましたが昼ご飯は食べれたのでしょうか?「お盆の時期にご苦労様」とねぎらってもらいましたが正直そのお気持ちがうれしいですね。なかなか病院ではこんなことないでしょうが在宅だとこういうこと結構あります。なのでそれも訪問診療の一コマだと思って楽しく経験させてもらっています。食べながら患者さんやご家族と色々な話をしその物語をお聞きする・・・・・皆さんも在宅に興味あれば気軽に見学にでもきてみてください。きっと「こんな見方もあるんだな」と医療の逆側からの視点に気が付けると思います。

 

さて最近は時期がらか診療報酬や医療制度からみのニュースや公的資料の発表もあまりないためこちらの記事を紹介して簡単に終了としたいと思います。

この記事の内容ですが在宅でもよくみられるかと思います。その時に本当に力になるのは個人的には在宅医もそうですが訪問頻度が医師よりも多い訪問看護師さんだと思いますが・・・・・あなたの街の訪問看護師さんはどこまで患者―家族関係に介入していけますか?

ヨミドクターより

がん遺族の4割、家族内の対立経験…治療方針や看病巡り https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20170814-OYTET50021/

 がん患者が亡くなるまでの過程で、看病した家族の4割が、意見対立など家族内の葛藤を経験しているという調査結果を筑波大学や東北大学の研究チームが発表した。

不安や負担を抱え、「第二の患者」とも言われる患者の家族を支える大切さをチームは訴えている。

浜野淳・筑波大講師(家庭医療学)や宮下 光令みつのり ・東北大教授(緩和ケア看護学)らは、71医療機関の緩和ケア病棟で昨年1月末以前に死亡した患者を主に看病した遺族に、発病後に家族内で生じた葛藤について質問。458人分を分析した。

その結果、付き添いなどの役割を十分果たさない家族がいると思った人は23%、抗がん剤治療を続けるかどうかなどの意見が家族内で合わないことがあった人は21%に上った。傷つける言葉を使ったりどなったりする家族がいた人も11%いた。これら3項目を含めた8項目を家族内の葛藤として、いずれか1項目でも経験した人は42%いた。

「治療について意見を押し通そうとする家族がいた」「病気後のコミュニケーションが十分でない」などの場合に、家族内の葛藤が増える傾向がうかがえた。

宮下教授は「そばで看病する家族が患者を一番よく理解している場合は多い。その人に他の家族が協力し、医師や看護師も気を配ることが、ケアの質の向上につながる」と話している。

さて明日は夜時間があれば神宮のお祭り少し見に行ってみたいですね・・・・