公開日:2017年06月11日

時代の転換期

やっぱり自宅ではよく眠れますね・・・・

 

こんにちは、日経新聞の記事です。<天皇退位、特例法が成立 一代限り退位容認 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS08H5T_Y7A600C1MM0000/>おそらく予想としては2019年の元旦に新元号となるのではないかと思われますが、昭和に続き平成の時代も今終わろうとしています・・・

平成と言えば自分はまずはこれを思い浮かべますが皆さんはどうでしょうか?

 

天皇陛下が退位され代わられるということはただ単に使用する元号が変わるということではなく一つの時代が終わり新しい時代が始まるということ・・・自分は元号が変わるということは一つの時代の転換期の象徴だと捉えています。(また陛下自体の退位の理由も高齢化に伴い責任ある公務の執行が困難となりつつあるというのもこの時代の象徴かな、と考えています。)

平成という時代を社会保障の面からどのような時代であったかを自分なりに考えてみました。昭和の時代は戦後~高度経済成長期であり社会の安定化と成熟が始まった時代ではなかったでしょうか。社会保障の面で言えば時代に即した保険制度の整備、そして多子社会を支える医療制度の発展だったと考えています。では平成は社会保障の流れの中ではどのような時代と位置づけられるかというと、自分は一言でいうと”歪みの時代”ではなかったかと思います。

多子社会→少子高齢化社会への転換への対応は制度的には根本的な解決ができていません。年金問題もしかり、また生活保護制度や福祉制度に関しても歪みがでていると考えています。医療に関しても爆発的に増大する高齢者、超高齢者へどのように適切な医療を提供するのか、未だに国民的なコンセンサスもできておらず結局次の時代へ課題を持ち越したままになりそうです。

次の元号の時代20年は、これらの歪みにどのように国民全員で対応していくのか?が個人的には時代のテーマになるのではないかと考えています。

 

あくまで上記は自分の考えです。皆さんが一つの時代の意味をどのように考えるのか、それは皆それぞれ違うと思いますので参考程度にしてくださいね。

 

というわけでそろそろ新しい時代の幕開けがやってきます。当院はこれまで通りyoung in heartを大事にし、積極的に新しい時代、医療にチャレンジしていく人を募集しています。(年齢は関係ないです。大事なのは精神的な若さだと思っています)

興味ある方遠慮なく連絡くださいねー・・・・・