公開日:2017年04月05日

新札幌×医療ツーリズム

子供達は春休み満喫しているようで何よりです、カバの写真とってあとでどうするんでしょうか・・・帰ったら聞いてみたいと思います

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こんにちは、新札幌出身在宅医@今井です。今日もいい天気で札幌にもようやく春がきたことを実感できますね。さて今日はその自分の出身地、新さっぽろに関する記事ありましたのでちょびっと在宅医療とは関係ないですが寄り道してみてみたいと思います。

日本経済新聞より http://www.nikkei.com/article/DGXLZO14706310Q7A330C1L41000/

幌市、新札幌の再開発で大和ハウスと仮契約 医療施設集積     

札幌市は30日、新札幌地区で公募していた再開発事業で大和ハウス工業を中心とした事業者連合と仮契約を結んだ。市が売却する2街区のうち、市営地下鉄新さっぽろ駅に近接するI街区(3.9ヘクタール)には大規模商業施設やホテル、集合住宅のほか複数の医療施設が集積。駅南西側のG街区(1.6ヘクタール)には看護学部を備えた大学を誘致する。売却額は44億円。

大和ハウス側が提出した提案書には新さっぽろ脳神経外科病院や新札幌整形外科病院、記念塔病院など医療機関に加え、調剤薬局を運営する北海道ファーマライズ(苫小牧市)が構成員に名を連ねる。海外富裕層に高度医療を提供する「医療ツーリズム」の展開も視野に入れる。北海道大学も事業に加わる方向だ。

有識者や市職員らで構成する審査委員は提案を「大学との協力による先制医療機能は、産業誘致や独自性のある先進的なまちづくりに寄与する」と評価した。

再開発事業にはイオングループを中心とする事業者連合も、新型総合スーパー(GMS)を核とした再開発を提案した。ただ同地区には「イオン新さっぽろ店」や「カテプリ」など複数の商業施設がある。審査委は「既存機能との共存・相乗効果には懸念がある」として次点にとどまった。

 

新さっぽろのG地区、I地区ってどこやねん?って自分でも知りたかったので調べてみましたがここなんですね↓

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この駅再開発の話・・・・正直遅きに失するとはこのことではないかと思いますが皆さんはいかがでしょうか?(というか新札幌の人以外わからないか・・・)まあそれでもやらないよりはましですが、新さっぽろの駅周辺って自分が高校生くらいの20年くらい前からほとんど変わっていないんですよね。それは手稲とかと比べるとその開発の早さの違いって一目瞭然だと思います。(手稲はずいぶん都会になりました)昔から思っていたのですが新さっぽろって北広島と新札幌の間にあり交通の要所としてはいい位置で、JRと地下鉄も入ってきているので市中心部へのアクセスも良好なんですよね。いくらでもその価値を高めるための施策ってもっともっと早い段階でできたと思うんですよね、なぜ今更なのか・・・・・

この案が現実になるころには人口減社会がさらにすすみ、現在見えている視野とは全く違うニーズがこの駅周辺には求められるような気がします。がそこまで行政は考えているのでしょうか・・・場当たり的な案で再開発はしてほしくないですし、どうしたら利便性のいい、生産性の高い場所をつくることができるのか、一地元民としては切にいい案を現実にしてほしいなと願っています。

 

さて本日の医療記事はこちらです。再開発の事もありますし、たまには在宅とは違う記事もみてみたいと思います。海外の医療事情みることも医療ツーリズムとかのヘルスケア産業の話を腑に落ちるように自分で考えていくためには必要ですよね。(あと行政って再開発する時にこのくらいの分析するための基本資料きちんと独自でつくったりしているんでしょうか・・・・)

 

Roland  Berger より 転換期を迎えたベトナムの ヘルスケア産業と事業機会 https://www.rolandberger.com/publications/publication_pdf/roland_berger_hiyaku_vol10.pdf

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さて午後の訪問出発でーす、いい天気でねむくならないようにしなければ・・・・