公開日:2016年05月25日

多職種連携の質は認知症患者さんの生活の質に直結しますよね

最近の当院の新規の患者さんは癌患者さんの在宅緩和ケアか神経難病などの方あとは認知症の方が多くを占めています。知っての通り認知症は高齢化に伴い急速に普遍化しており、在宅医療の現場でも大きな問題になりつつあります。医療的な側面のみでなく介護士さんやケアマネさんなど介護職の人の手助けは必須で(当たり前ですが)、在宅医療、介護における多職種連携の質が認知症患者さんの生活の質に直結していると感じています。住居の問題、意思決定の問題、家族の問題などなど、実際に解決しなければいけない問題が個々の患者さんで多様であり、それに介入するのも非常に時間が必要な事が多いです。(当院ではSWがいてくれて本当に助かっています。)

ところで札幌市で認知症ガイドブックなど公開しているのをみなさんご存知でしょうか?各サービスについてや実際のケアについてなど、ある程度言及してあるので興味のある方は一読してもいいかもしれません。

以下リンク先で参照どうぞ

http://www.city.sapporo.jp/kaigo/k100citizen/k165ninchisyo_navi.html 札幌市認知症ナビ