公開日:2018年09月24日

医療情報管理にブロックチェーンが活用される時代はくるでしょうか?【台湾では運用開始ですが・・・】

こんにちは、新しい技術に興味がある札幌の在宅医@今井です。

 

ブロックチェーン技術、2020年以降に本格的に花開くでしょうが医療分野においても徐々にPHRにおいては力を発揮してきそうですね。

↓COINTELEGRAPH より

台湾の病院、医療記録管理の改善にブロックチェーン・プラットフォームの運用開始

一文のみ引用すると

「100以上の医院が関わっているこのプロジェクトは、ブロックチェーン技術を導入することで、例えば医療機関と患者向けポータルサイトの間でのデータ転送といった、医療における主要な問題に対処しようとしている。プラットフォームを通じて、患者は「高解像度の医用画像、検査結果、および診察や健康診断の情報といった、自分の完全な医療記録全て」にアクセスすることができ、また病院や医院はスマートコントラクトを使用して、患者の記録の要請、許可および共有を行うことができる。」

 

ということでカルテや医療情報の真正性や保存性の担保はブロックチェーンを使用すれば12分にできるようになるでしょうね。

ただ日本に関して言えば、現状の医療行政の進み方をみていると国レベルでプラットフォームをつくる作業はかなり他の国と比較しても遅くなるんじゃないかと予想しています・・・・

これからの少子高齢化の時代ではどれだけ間接コストを下げるのかは非常に重要だと思うのですが果たしてどうなっていくのでしょうか・・・・皆さんは電子カルテや医療情報の統合って個人情報保護の壁が厚い日本では実現可能だと思いますか?

 

当院の2018年上半期の診療実績を知りたい方→こちらをどうぞ!

現在当院の勤務に興味のある医師募集中→こちらをどうぞ!

開業に興味のある医師も募集→こちらをどうぞ!

当院の訪問看護ステーションで働きたい看護師さん→こちらをどうぞ!

外来や訪問看護、地域で活動したい看護師さんも→こちらをどうぞ!

「在宅療養支援診療所の開業、経営、運営の教科書」書いてます→こちらをどうぞ!