公開日:2018年09月20日

緩和ケア外来で麻薬の処方をされるとき、訪問看護も一緒に利用すべきと思います・・・

こんにちは、札幌の在宅医@今井です。

 

最近癌の患者さんで外来通院→訪問診療に切り替わり当院に紹介になった方結構いますが、印象としては半分くらいの患者さんや家族が

「外来通院中に麻薬を処方されたけれどどう使用していいかわからなかった」

もしくは

「便秘や吐き気がつらかったけど相談する先がなかった」

ってお話しされていることまだありますね。

 

麻薬の使用に関しては、どのタイミングで使用すべきか、どの症状の時にどの麻薬を使用すべきかすべきでないのか、または何時間あけてよいのか、などなど・・・外来の医師からも薬剤師さんからも残念ながらあまりアドバイスがなかった、もしくはあったとしても症状出現時には動転してしまい対応できなかった等は本当によくお聞きします。

可能であれば麻薬処方するタイミングで副作用への対応もありますし訪問看護の導入を検討してみることって本当に重要じゃないかなぁと個人的には考えていますがいかがでしょうか?

ちょっとしたサポートがあればもっと自宅で楽に過ごすことができる患者さんが増えると思うのですが、現状ではそう思えない患者さん家族が多いですよね。

経済的な理由もあるのはもちろん理解できますが、在宅での緩和ケアを受ける第一歩は訪問看護の利用から!まずは外来や病院の受け持ちの先生に気軽に訪問看護のことについては相談していきましょう。

 

札幌で在宅医療や在宅緩和ケアの相談があればいつでも当院にご連絡くださいね。外来でも年中無休で診療続けています!

 

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