公開日:2018年03月05日

在宅緩和ケアの支援のためにデイに看護師配置の加算を!!レスパイトの充実は急務です

こんにちは、札幌の在宅緩和ケア医@今井です。

終末期の在宅患者さんの家族のレスパイト、本当に手段がないです・・

介護保険は介護のための保険とはいいつつも、まだまだ在宅緩和ケアを受けている患者さん家族のレスパイトがままなりません。ショートステイやデイサービスなど通所系サービスがもっと気軽に利用できるようになればいいのですが現状では中々そうはいきませんね。本当にレスパイトが必要な人が受けられないという制度の矛盾・・・・誰もが感じているのではないでしょうか?

特にデイサービス・・・確かに現状のデイの介護保険の点数をみていると看護師配置したらそれだけで経営的には成り立ちません。ただ終末期のがん患者さんや認知症患者さんの家族の方にとっては宿泊はさせなくても日中だけでも使用できるデイがあれば日中はお願いして、最期までまだまだ在宅で看ていきたいと思っている方はいっぱいいると思います。(現に当院だけでもすぐに患者さんや家族が思いつきます・・・)

デイに看護師配置して医療依存度の高い患者さんみたら加算がもっとつくように制度改善できないでしょうか?最近は医療的ケア児っていう言葉よく聞きますが大人も子供も関係なく本当にレスパイトが必要な人がデイやショートを利用できるように変わってほしいですね。

 

皆さんの地域では終末期の患者さんや医療的に手のかかる患者さんをみてくれるデイはありますか?レスパイトとはどうあるべきでしょうか?患者さんや家族目線での制度、デイでそんな患者さんのケアをしたい介護士や看護師のための制度になることを希望します。個人的な範囲ですがそんなデイが採算としても成り立つならやりたいっていう看護師さんたくさんいます。かつての(というか今もありますが)療養通所のような制度でもっとデイのように使いやすい制度、システムができればいいですよね!!!(さらにはできるならデイにも往診できるようにしてほしい・・・・)

 

皆さんのご意見はいかがでしょうか?よければ教えてくださいね・・・

 

現在医師募集中→こちらをどうぞ!

外来や訪問看護、地域で活動したい看護師さんも→こちらをどうぞ!

このエントリーをはてなブックマークに追加