こんにちは、診療所からの訪問看護を再開した札幌の在宅医@今井です。

さて現在の訪問看護は訪問看護ステーションからの訪問が9割近くを占めているのではないかと思います。医療者によっては診療所や病院からのみなしの訪問看護(ちなみに”みなし”とは病院や診療所は訪問看護の事業者として指定を受けているとみなされるためそう呼ばれます)はあまり知られていないので自分の理解する範囲でそのメリットや運用するコツ、知っておきたいことなどを書いてみたいと思います。

 

みなし訪問看護のメリット

①医療保険の場合は契約なくすぐに導入可能

②カルテに記載するだけなので指示が楽

③看護師も報告書が不要であるため楽

④医師と看護の連携がとりやすい

⑤患者さんにとっても自己負担が低い(ステーションの2/3くらいの金額)

⑥外来からの導入であれば顔なじみの患者さんを顔なじみの看護師さんがみていくため双方にとってどんな人かわかっているため関係をつくるのが楽

⑦在がんとりやすいのはみなしです

 

うまく運用するコツ

①医師と看護師が在宅医療について知っており経験がある程度ないとダメ、その場合はしない方がいいかも

②外来がめちゃくちゃ忙しかったら厳しいかも・・・その場合は看護師さん増やしてから始めましょう

③経験ない人がするなら最初は急性増悪などの医療保険の患者さんの点滴や保清などの対応から入るのが望ましい、かな・・(異論は認めます)

④まずは経験重視でどんどん指示を出す、看護師が外にでる体制をつくっていくことが重要

⑤お金の受け取りはどうするかは看護はできればタッチせず事務さんに任せれたら一番いい

⑥必ず良くなったら外来でフィードバックを患者さんや家族から受ける事

知っておきたい事

①指示をだした医師がどこまでの医療行為や看護行為を許容する医師なのかは看護師さんは絶対知っておく必要がありますよ

②訪問診療後の同日の訪問看護は保険算定不可とか診療報酬のこと

③訪問看護に関する費用は説明できるようになって欲しいかな

④特別訪問指示の訪問看護の制度について

⑤介護保険も一応外来からできるがその時の医療保険との報告書や請求の仕方の違い(これは難易度少し高めです)

⑥ステーションからの訪問看護とどう違うかはさくっとでもいいので知っておきたいところです

 

 

などなどどうでしょうかね。このブログの過去にも少しだけ触れたことあるような気がしますが・・・・興味あるかた検索してみても面白いかも・・

何かご意見ある方連絡ください、あとみなしの訪問看護の運用や制度に質問ある方も随時受け付けますので遠慮なく~

このエントリーをはてなブックマークに追加