公開日:2018年01月29日

何が問題でどう解決したいのか、まずは課題を見定めてみる

こんにちは、札幌でクリニックを営んでいる在宅医@今井です。

本日朝に書いたブログで在宅医療を取り巻く問題点が多い、それを解決していきたいと書きましたが、明日職員さんと話をする前に自分なりに何が問題なのかをまずは思いつくままに書いていってみたいと思います。

以下今井が考える現状の在宅医療を取り巻く問題点

①入居したいような高齢者住宅がない

②人生の最後を迎えたいと思えるような緩和ケア病棟や施設がない

③ALSや癌の終末期の患者さんの家族が休めるようなレスパイト施設がない

④同様に医療的ケア児の家族が休めるようなレスパイト施設が少ない

⑤介護保険以外での看護師の対応を希望する家族の希望になかなか答えられない

⑥在宅医療についてまだまだ認知されていない

⑦在宅緩和ケアも同様

⑧ダブルケアを行っているような家族の支援を気軽に、そして安価にはできない

⑨高齢者や家族が生老病死について勉強できる、議論できる場所がない

 

とりあえず5分くらいで書き出してみるとまずは思いつくのはこのくらいでしょうか。この中で当院がやるべき、やる社会的の意義のある課題はどれかな・・・・他の事業所がやらなさそうな②、③、④、⑧、⑨は個人的にはやってもいいかなと思えますがどうでしょうかね。っていうか全部できるのかいな・・・・

 

この課題抽出→行っていく事業についてはこのブログで随時どう話をしているのか報告したいと思います。何の事業をするのかもまだわかりませんが、クリニックの全員で何が現在の一番の問題であるのかを議論し、考え、そしてその解決のためにベストな選択肢を選んでいきたいと思います。うーん、考えただけでも何ができるかが楽しみです!!

 

皆さんの周囲ではどうですか?こんな問題あるので解決したい、これで本当に困っている!と思えるようなことあれば是非教えてください。もしかしたらそれが当院での事業になるかも・・・・ご連絡楽しみにお待ちしています。

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