公開日:2016年12月23日

札幌での在宅医療に興味のある先生を募集しています

新潟の火災、在宅患者さんは大丈夫だったでしょうか・・・・最近ニュースがでるとその視点からみてしまいます・・・

 

こんにちは、相変わらず札幌は雪がすごいです。自分は雪は個人的にはかなり好きなんですが、これだけ降雪が続くと仕事にも差しさわりありますのでこの程度でやんでもらいたいとことです。昨日は落ち着いている患者さんの診察を20分程度で終了して車に戻ったところすでにこんな状態となっていました↓↓

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すでに窓が凍りついています。もっと長時間診察した患者さんの場合、運転開始するまで(窓から外みえるようになるまで)そこそこ時間かかってしまいます。結局診療も時間通りにはいかず・・・・っていう具合になってしまいました。さらに夕から夜間にかけて雪が降り続け、深夜に患者さんのお看取りのために往診したときには道路横の雪が1m以上に積もっていました↓↓

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まあ除雪車もフル稼働です↓↓

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今日も朝からしんしんと降っていますが皆さん事故のないよう気をつけていきましょうね。

 

本日のブログでは札幌での在宅医療に興味のある先生の募集をしたいと思います。

当クリニックは現在24時間365日体制で中央区、西区を中心に在宅医療を行っています。対象となる疾患は認知症から脳血管障害、ALSやパーキンソン病などの中枢神経疾患から癌末期の患者さん、その他高カロリー輸液を行っている患者さんや在宅酸素を施行している患者さんなど、基本的には全ての在宅療養の患者さんを対象とし疾患によりこの疾患の患者さんは診ないなどのないようにしています。体制は自分を含め常勤5名、非常勤2名の医師で診療を行っており大体300名程度の患者さんを常にみています。

イメージとしては、街全体が病院であり各患者さんの住み慣れた自宅という病室に診療に行っている、という感覚でしょうか。在宅医にとっては患者さんの疾患一つ一つのみならず、その人全体をみて診察を行っていく必要があります。医療面のみならず金銭面の問題や家族関係、活用できる社会的資源など多様な因子を頭の片隅にいれつつ、どの選択がその人にとってベストなのか常に検討する必要があります。また患者さんのホーム、自分達医療者にとってはアウェイの場所で、限られた医療資源で診察するというのは難しいものではありますが、反面これまで医療機器を通して病院という舞台でみていた患者さんのまた全く違った一面を必ずみることができると思います。

在宅医療全般、地域での活動や全人的な医療を経験してみたい医師、在宅緩和ケアでの患者さん家族との深い関係を経験してみたい、興味のある方がいましたら是非ご連絡ください。このブログのみでは話ができないこと、伝えきれないことも気軽にお伝えできればと考えています。在宅医療や地域包括ケア全般への知識と、それに必要な経験を当院では責任をもって教えていきたいと思います。

詳しくはhttp://www.imai-hcc.com/recruit もご参考にしてください。

 

さて今日は車がでれるように自宅前の雪かき頑張りたいと思います。